頭の中が真っ白になったときの立ち直り方

嫌な経験で起こるトラウマ

 

 

トラウマは、継続的ないじめ、家庭内でのストレスや緊張、学校や会社での継続的に続くストレスなども、原因として考えられます。

 

 

言葉や態度で傷つけられ、怖いことに対して助けがなかったり、嫌なことなのに嫌だと言えずに従わされているといったような経験があると、トラウマとなり、脳の中にとどまり続けるのです。もちろん、各人の受け取り方の違いがありますから、同じような嫌な経験をしてもトラウマになる人とならない人が出てきます。

 

 

このように、「頭が真っ白になる」原因は2つあるわけです。ひとつ目の原因は「あがり症の緊張をほぐす方法」と共通しているかもしれません。「人前で話そうとすると声や足が震える」、「大事な本番の前に、腹痛や吐き気に襲われる」などというのは、言ってみれば「頭が真っ白になる」のと同じようなピンチの状態とも言えるでしょう。適度なレベルの緊張は大切ですが、それが限界を通り越してパニックになったり、頭が真っ白になってしまったりでは困ります。

 

 

緊張を予防する方法は、いろいろあります。腹式呼吸をする。しっかりと事前準備をする。イメージトレーニングをする。食事の内容を変える。筋弛緩法を試みる、など各人に適したものがあればたいへん効果的です。

 

 

問題は、すでに、ひどい緊張に襲われている場面でしょう。そうなると予防策では間に合いません。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?